裏同心ルンゼから大同心南稜へ継続

2009.12.24　Ｈａｓ・Ｆｒｙ　　　　　 　　　　　　　　晴れ


クリスマスイブだからという訳ではないが、ハッシーと水入らずで標記の八ヶ岳トレーニング山行を企てた。


朝6時半に韮崎集合。天気は快晴で気温も平年並み、八ヶ岳日和である。8時半に美濃戸から歩き出し、10時前には鉱泉着。


ギアを身に付けつつ一息入れて、裏同心ルンゼへ。雪の量が多くトレース痕はほとんど無し、10時半にF1到着。
特別打ち合わせもしなかったが、積雪のせいで氷の露出が少なく、難しい箇所も無いので各々勝手に登り始める。
滝と滝の間のラッセルが鬱陶しいが、元気なハッシーに頼ってしまった。
F3辺りでは二人で平行して登ってみたりして。そんなこんなで裏同心ルンゼは1時間足らずで終了、11時半には大同心基部まで登って一休み。
小同心へという話もあったが、私が結構疲れてしまい？大同心南稜を主張、目の前の岩壁をそのまま登ることに。


1P　橋本リード　30m
12時過ぎに登攀開始。大同心沢に近い緩傾斜の岩場からスタート。途中から左上するにつれて傾斜は強まる。
ハッシーのハァハァ声が聞こえてくるが、支点もろくに取れないし岩は脆そうだし、ビレイヤーも心臓に悪い。フォローする分には難しくないんだけど。

2P　古屋リード　40ｍ
傾斜の強い壁をそのまま直上、途中からやや右上気味に。ちょっと被った箇所があるが、手前に残置のハーケンが複数あり岩角からも支点が取れるので、固め取りして突っ込む。
そのまま伸ばして強引にリッジ上まで。リッジに出てから急に支点が増えるが、今さら要らないよお、な感じ。

3P　橋本リード　15ｍ
ほとんど水平、脆いリッジを辿ってドーム基部まで。13時40分、登攀終了〜


大同心沢の源頭部をクライムダウンを交えつつ下降、あとは大同心稜をとっとと下る。鉱泉にほぼ3時、4時半には美濃戸に帰着することが出来た。


冬の八ヶ岳で久しぶりにまじめに登った感じです。モチベーションの高いパートナーの存在は有難い。またよろしくお願いします。

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