荒沢山カドナミ尾根
[日時]：2003/02/22〜23
[天候]：行動中は曇り、後に雪
[メンバー]：清水、風間
22：30に竜王発。古屋さん宅にてビーコンを借り、八王子経由で土樽へ向かった。土樽パーキングエリアへはおよそ午前3時に到着。そこで車中泊により3時間ほど睡眠をとり、土樽駅へと向かった。
準備を済ませ、午前8時に駅を出発した。駅より下ったすぐの橋を渡るとすぐにラッセルとなった。最近のトレースは無く、これは頂上へ行けないかもしれないというくらいであった。川沿いの道を少し下ると早稲田大学の生物同好会の山荘がある。その山荘より登山開始となる。大きな末広がりの尾根の右側より取り付き、ひとまずツボ足にてラッセルを行った。2人だったので交代しながらでもなかなか体力が回復せず、とても大変であった。なかなか雪深いので途中約40分くらい経ったところでワカンを装着する。上部に行くに従って、雪が締まってきたせいもあり少しは歩き易くなった。およそ2時間くらいで斜面から尾根に到達する。ここにテント適地があった。
尾根をひたすら登っていくとより傾斜も急になり、雪もアイスバーンへと変わったのでわかんからアイゼンへ履き替える。ちょっとしたブッシュから岩場を越えると大きな雪庇下部より頂上へ到達する。この時11：30。隣には少々いやらしい尾根の続いた足拍子岳があり、向かいには前回登ったタカマタギ山など眺望は素晴らしいものであった。昼食をとり、テンと適地まで下山という事で12：00に下山を開始する。なんだかんだやっているうちに14時には車に戻ってしまった・・。気温が高かったせいか、あせもびっしょり。早速駒子の湯にて体を清め、休憩室にて2時間ほど昼寝をする。（清水さんは温泉の中で30分ぐらいは熟睡していた。）
17時になり、さてとどうしましょうかということでひとまず群馬へ行く事とする。ステーキどんにて美味しいお肉をいただき、長野経由にて帰省する事とする。
長野に入ったとたん雨が雪となり、野辺山へ近づくに従って景色は真っ白、完全なる圧雪道路で緊張しながら通過する。山梨へ入って高根町あたりでは完全に雨になっていた。自宅到着は深夜0時ごろ。もう少し急げば24時間以内の日帰りだった・・。
当然次の日は昼の12時まで寝ていた。
ある意味大変に疲れた山行であった。 記）風間