2018.02.16 晴れ
Ｍ姉/Ｆｕ
犬猫大好きな自分としては、以前から非常に抵抗を感じるこのネーミングのセンス。
ましてや「子犬○し」とか・・・
聞けば別に由緒ある地名でも何でもなく、クライマーが勝手に付けた名前のようです。
命名した御仁はバカか頭がオカシイのか、と云いたい。
かかるルート名は社会通念に照らして不適切と判断、この文章では、私は勝手に「親犬」「子犬」と呼ばせていただきます(^^)
朝７時半に相沢集落に到着。
相沢橋を渡って登山口を通過、凍結した急勾配の右カーブを越えてしばらく進んだ広い路肩に車を置く。
４台程度は駐車できそうなフラットな地形で、この先の林道状況が心配だったので安全策でＰ。
支度をして歩き出し、２０分ほどで林道は二股に分かれる。
本線は左っぽいが右へ進み、ものの数分で林道終点。
終点からは顕著な踏み跡を沢地形沿い右岸に進み、しばらくして左岸へ渡る。
更に沢沿いを上流へ１５分ほど歩くと、右手上方の樹林越しに大きな氷瀑が二つ並んで見える。
あとは、その滝に向かうと思しき涸れた沢状を１０分も詰め上げれば取り付きに至る。
※初めての場所なので、自分が忘れないように書いてみました(^^)
親犬さんの下半部１５ｍほどはツララ状のバーチカル。
近寄ってみると出だしの箇所は向こう側が透けて見えるほどの薄さで、幅も１．５ｍ弱と不安な感じ。
弱気の虫に負けてリードは中止、右隣に位置する子犬さんをＭ姉がリード志願で登ることに。
こちらも子犬とは云いつつ高さは３０ｍ以上有り、なかなかの迫力。
ロープスケールでは４５ｍほど、中間部は垂直弱の傾斜の部分もあったが、Ｍ姉がそつなくこなして滝の上へ。
自分がフォローで登り、終了点(左岸側の立木に捨て縄あり)から更に左へトラバースして親犬上部を目指すが、案外悪い。
親犬の最上部を目指して氷〜木登り〜岩とトラバース、短い垂壁基部の立木に捨て縄と捨てビナあり。
ここに自分のスリングとヌンチャクで支点構築、あとは親犬さんのツララでトップロープ大会を開催(^^)！
まあ、登ってみれば出だしのツララも意外に安定しており、リードすれば良かったかな・・・ とも思いましたが。
今更なので、ここは安心安全のトップロープでツララ遊びを楽しむ。
ランチタイムを挟んでひたすら登り、何だかんだで３時半過ぎに店じまい。
４０分ほどの歩きで車に戻り、すぐそこにある荒船の湯に直行。
受付にいたおじさんによれば、ここ３年ほどでアイスクライミングに来る人が急増しているとのこと。
おじさんは、山梨の「ほったらかし温泉」に行ってみたい！と仰ってました。
その温泉なら我が家から車で１０分くらいですよ〜 是非山梨にもお越しください〜
なんて交流しながら、荒船山の夜は更けていくのでした(^^)
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