KL862便で成田からスキポールへ、KL1933便に乗り継いでジュネーブへ。
そこから更に車でシャモニに入ったのが現地時間の20時頃。
以前は、シャモニに到着してから高山事務所まで天気予報を確認しに出掛けたりしたものだが、今では全てスマホで用が足りてしまう。
さい先良く明日の天気は快晴、とのことで21時には就寝。
7/16 快晴
高度順応を兼ねてコスミク稜へ。
自分は4回目のコスミクリッジだが、なんと取り付きの急斜面からほとんど雪が無い。
通常であれば、堅雪の急斜面にところどころ露岩の乗り越えなのだが、全て乾いた岩のクライミング。
「ビレイはしなくていいよ〜」とロープを付けて登りだしたのだが、まずい！なんか難しい！
「やっぱりビレイして〜」とコールして、要所に念のためカムを入れながら前進。
上部では雪が出てくるでしょう、とアイゼンは履きっぱなしでしたが、結論から言えば要りませんでした。
核心手前の凹角も、終了点手前の大まかな壁も、全てが記憶よりも2割くらい難しく感じられ、予想外の達成感を味わってしまった(^^)
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前日、コスミク稜を終了した後に高山事務所へ出向き、ツールロンド北壁など氷雪系ルートのコンディションを確認。
まあ大体予想はしていましたが、ミックスルートの状況は最悪で、ノーマルルートも微妙とのこと。
朝イチでミディにあがり、バレブランシュの氷河をはるばる横断して、一応ツールロンド基部まで。
見上げる北壁は情報通りの真っ黒け。
これではトリノ小屋に泊まっても仕方が無いので、本日の日帰り確定。
ノーマルルートも、下部のクーロアール付近から落石の音が何度も聞こえてきて心情的に気が向かない。
斜向かいのツール針峰でも登れたらいいかなあ、とも思ったが、結局そのままエルブロンネルまで。
本日は、10数年ぶりのバレブランシュ横断の旅、でした。
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雪のルートはやめて乾いた岩を登りますか、という訳で赤い針峰のマルチピッチへ。
都合6ピッチ、最高でも5.9以下の楽しいお手軽ルート。
岩は硬く展望は良いので、登っていて非常に快適(^^)
短時間で終了したので、そのまま上部エリアのショートルートを何本か登ってから下山、買い物の下見。
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今日は赤い針峰エリアのトレッキング＆マルチピッチルートの取り付き探しの旅。
北アルプスの縦走路のような岩尾根を歩き、今後登りたいルートの下見も行う。
早めに下山したので、そろそろ買い物にも本腰を入れ始めるのであった。
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朝起きると結構な雨。
がしかし日中は晴れる予報なので、手近なガイアンの岩場へ遊びに行く。
上のエリアで、簡単なルートばかり4本ほど。
「小川山物語」程度、30ｍ近い長さがあって、グレードはもう少し易しい(支点も近い)。
こんなルートをノンビリ登っているのが一番楽しいかも・・・ なんて思ったりしてしまいます(^^)
降られる前に町に戻り、買い物は本気モードに。
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残念なことに、もう最終日。
先日下見しておいた赤い針峰のお手軽マルチピッチを登り、その後はショートルートで遊ぶ。
モンブラン山群を眺めながら堅い岩のクライミング。
涼しいし快適だし、まだ帰りたくないなあ・・・
と云いつつも早めに下山、買い物のラストスパートに励んだ後は、最終日なので豪勢な食事と荷造り。
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早朝に起床して、ジュネーブからKL1926便でスキポールへ、KL861便に乗り継いで成田へ。
今回はフライトも順調でチャイナエアに搭乗するという罰ゲームも無く、無事帰国できました。
現地でも話し合ったのですが、氷雪系のバリエーションルートを夏に登るのは、やはりこの先も厳しいのかもしれない。
であれば、タキュルの岩壁ルートとか、次回は目標をもう少し岩方向へシフトしてみようかなと。
楽しい、美しい、快適、避暑、買い物(^^)
今回参加されなかった方も、次回は是非一緒にアルプスのクライミングをエンジョイしましょう！
日本でのトレーニングも頑張ろう！！