2014.11.08
Ａ先輩・Ｓ（記録）
一つは立岡山左岩稜、もう一つは小川山烏帽子岩左稜線
太刀岡山の方は先日、Ｈ先輩に連れて行ってもらっていました。
今回、Ａ先輩（以下Ａさん）に小川山烏帽子岩左稜線に行きませんか？と声を掛けて貰い登れる事に。
一年で両方登れるとかラッキー
烏帽子岩左稜線はデシマルグレードで5.4〜5.8のグレードが１８ピッチ（２０ピッチ？）続くルートで
ミキヤツさんのガイドプランなどにも乗っており、写真を見ると凄く気持ちよさそう。
一度ぐらい行ってみたいな〜と思って居ましたが
トポを見ると必要装備欄に「カム一式」との記載が有り
自力で行ける事は当分（向こう10年は）無いな・・・と思ってました。
色々なレポなどを読むと、プロテクションがナチュラルプロテクションで有る事。
１８Ｐと経験した事のないピッチ数で有る事。
クラックやチムニーが有る事。
などなど不安は一杯でしたが、相手が強いし最悪全部リードして貰えば良いか・・・
との思惑で出発です。
朝の気温は途中の外気温系で１度を指していましたし相当寒い。
フリースの上にダウンも羽織って取りつきまでアプローチ。
９時に登攀開始。
スタートして直後の2Ｐ目が5.7でしたが、一か所左側のクラックから右側のクラックに移動する所が悪い。
細いロープが2Ｐ分出ていたので落ちたら相当ビヨーンと伸びるな〜と思い、朝一でとても怖い。
そしてＡ先輩はピッチ無視してロープ一杯までグングン伸ばす。
強い！！
その後、リードもさせてもらいながらサクサク進む。
５．８が有ったはずだけど何処だか解らず？？？
フェイスぽかった所かな？？
１０ピッチ目：
トポ上でちょっと嫌なトラバースと書いてありましたが
僕的にはひぃぃぃぃいいい〜〜〜〜〜
ちょっと所では無かった。
極悪レベル。
来た事を猛烈に後悔。
９年間山に登った中で一番怖かったです。
１１ピッチ目：
写真でよく見る、両サイドが切れ落ちているピッチを通過
この時は風も強くロープ付けましたがこちらは全然怖くは無かった。（最初ハイハイで進んだけど）
よく見ると何箇所かハーケンが打ってありましたので、そこでランニング取れば安心。
１３ピッチ目
トポで綺麗なハンドクラックと表現されているグレードは5.7。
下が切れているので結構怖い＆クラック怖い。
お手本の登りを見て、同じく左手順手の右を逆手のポンピング？で登ろう
と思って取りつきましたが３手目には既におかしな体制になってた。はて？？
でも、特別嵌ったりは無かったので少しはうまくなったかな？
烏帽子岩の頂上を１３時ぐらい？に通過。
１７ピッチ目。ワイドクラックが難しく１ムーブするのに3分ぐらい？？？となってしまった
あれはどう行くのが一番良かったのか未だに謎。
１８ピッチ目、メインディッシュのチムニー。
チムニーとかなんかクライマーっぽい。
ザックはロープで荷揚げする事にして進みました。
Ａさんが登るのを見て、自分も登れるのかな？？？と不安に思いましたが
登り方真似したりアドバイスもらいながら登ったら意外と問題無く通過。
ヒール＆ニーはかなり効く事を覚えました。
14：30分に最後の終了点に到着して握手！！
途中からは風もやみ、日も出てきて、しかもルートが完全貸し切り。
大きな問題も無く、約5.5時間の快適クライミングで大満足です。
悪い所は全部Ａさんにリードして貰ったのですが普段の３割増しでイケメンに見えました。
ハムぐらい送って置くべきかなと。
Ａさんへはこの場をお借りしまして、改めて有難うございました！！！！
それから、僕が及び腰でハイハイしていた写真は抹消をお願いします。
会の方にあちこち連れて行って貰っている身なので
自分も上手くなって、後から入ってくる人に還元したいです。
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